婚活の難しいところは、長期スパンで「夢」を語っても相手(女性)を不安にするだけだということです。
例えば「将来設計」。
「この人と結婚してずっと幸せでいられるだろうか?」
こんな答えの出ないことをついつい考えてしまうんですよ・・・女ってのは。
ちなみに将来設計といっても、大半の女性は本当に将来のことまで考えているかというとそうでもありません。
「今見えている将来」
女性にはこれこそが大切なんです。
結婚当初は共働きで、3年くらいしたら子供ができて、そしたら仕事を辞めて、育児と家事をしながら、子供の手が離れたらまた仕事をして・・・。
こんなふうに自分の想像する通りの生活を将来的にできるかどうかが「現時点の状況」から見えることが大切なんです。
だから、派遣など非正規雇用の男子はどうしても敬遠されがちになってしまいます。
なんとなく「将来的に継続した収入や地位が担保されていない」と思っちゃうから。
でも、これって正社員でも100%安全ではないんですけどね。
リストラとか会社の倒産とか、フツーにあるのが今の社会ですから。
まあ確かに可能性的には正社員の方が、安定した収入が望めるのは間違ってはいないんですけどね。
ちょっと話がアチコチにいってしまったのでまとめると・・・
分かりやすい判断基準の「今」で見極めるのが女子なんです。
そこで自分の将来も安心したいのが女子なんです。
だから男子には現時点での「安定感」を求めます。
「今、幸せならば将来もずっと幸せ」
基本はこんな感じです。
ちなみに「今はサラリーマンだけど、将来的には自営業をしたいんだ!」なんていう男の話しを婚活女子はどう思うでしょうか?
1,いえいえ、ずっと安定した収入の会社勤めをしてくれない結婚なんてできないよ。
2,あなたの夢を叶えるために、その日が来るまで一緒に頑張っていきましょう!
流れからすると「1」と答える女子が多そうですが、実は話しをするタイミングやそれまでの経緯によって結果は変わってきます。
長い付き合いの中であなたの「考え」を理解して共有してくれるようになっていたら「2」と答えてくれる女子も増えるでしょう。
でも、会って間もない段階で「俺の将来の夢は・・・」なんて語りだすと、「1」という答えを導いてしまう女子が多くなります。
さっきも言いましたが、女子は今、目に見えていることで将来を判断します。
「この人ならきっとできる!」という思いが芽生えているかいないかで、答えは変わってくるんです。
だから婚活マニュアルに書かれているような
「夢のある男性がモテる」
「行動力を示そう」
「高い志をアピールしよう!」
なんてのを真に受けて初対面やらで熱く語らないようにして下さいね。
タイミングを間違えると、あなたのことを
「不安定な将来→コイツ大丈夫か?→この人とは結婚できない」
と一瞬で結論を出してしまいますから。
婚活女子に一度そういう目で見られてしまうと、挽回するのはかなり難しいと思って下さい。
収入や職業に安定感が乏しい男性は、言動や立ち振舞だけでも安定感を持って女性と接するように心掛けはどうでしょうか。
人間的な安定感をちゃんと受け入れてくれる女性もたくさんいますから、マイナス思考にならずに胸を張って立ち振舞いましょう。